ダイエットをしてるのに、ついおやつを食べてしまうという人にいい方法です。
どのような仕組みでおやつに手を伸ばしてしまうのか。どのようにして食べる量を減らすのか見ていきましょう。
先行刺激
食べ物を見たり、食べ物の匂いを感じたりした時に空腹を感じる事はよくありますよね。
例えば、パン屋の前の焼きたてのパンの香りや、焼肉屋の前の焼肉の匂いに食欲を刺激されるといった経験はあると思います。
空腹のままスーパーに買い物に行った時には、余計なものを買ってしまったりとかって経験もあるのではないでしょうか?
人は、このような先行刺激から無意識のうちに影響を受けてしまいます。(プライミング効果)
食べる量を減らすには
この先行刺激を意図的に避ける事によって、食べる量を減らすことができます。
ケリー・マクゴニガルのスタンフォードの自分を変える教室では、机の上に置いてある、キャンディーが入った瓶を引き出しの中にしまうだけで消費量が3分の1になったという実験結果。
また、ピアーズ・スティールのヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのかでは、チョコレートを不透明のボウルにのせておいた状態から、透明のビンに変更すると、消費量が46%も高まったという実験結果が紹介されています。
おやつとジーッと睨めっこしていても、欲求に負けてしまうだけです。
先行刺激を受けないように、目の前から隠すという簡単な対策をとるだけでも効果がありますので、実践してみてください。