瞑想をはじめたばかりの人から、呼吸に集中できない、気がつくと他のことを考えてしまっているといった悩みをよく聞きます。
そのような悩みを持っている人は瞑想の事を誤解している可能性があります。今回は、その誤解の内容と瞑想の効果を見ていきましょう。
瞑想の誤解
瞑想とは頭を空っぽにして無になる事だと思い込み、集中できなければ何も効果がないと誤解している人が多いのですが、ケリー・マクゴニガルのスタンフォードの自分を変える教室では、
瞑想を始めたばかりの人はよく誤解するのですが、じつは、瞑想が下手なほうが、練習の成果は上がります。
瞑想のあいだにやっていることは、まさにふだんの生活においてやらなければならないことと同じだと気づいたのです。つまり目標から遠ざかりそうになっている自分を、目標のほうへ引き戻すという作業です。
このようにあります。
実は瞑想では、どれだけ意識を集中したかというよりも、別のことを考えてしまっている時にそれに気が付き、また呼吸に意識を引き戻す作業が大切です。この作業が、日常生活における自己コントロールのトレーニングになっています。
瞑想の効果
このトレーニング(=瞑想)によって、例えば、ダイエット、人間関係、仕事や勉強中などに、目標からかけ離れている自分に気づき、ふたたび目標へ意識を引き戻すといった、自己コントロールの力をつけることが可能です。