ケリー・マクゴニガル『スタンフォードの自分を変える教室』でも紹介されている方法で、ストレスを感じている時に、呼吸をコントロールする事によって、ストレス状態から抜け出すことができるようになるという話。
心拍変動の話
『穏やかな状態』の時は、ストレスを感じている時よりも心拍数は減少し、心拍変動は増加しています。
心拍数は呼吸をする事で、
- 息を吸うと心拍数が増加
- 息を吐くと心拍数が減少
こんな感じに変動します。
『ストレス状態』の時は、心拍数が上がりっぱなしで、心拍変動も減少し、不安や怒りを感じています。
呼吸を遅く
呼吸を遅くする事によって、『穏やかな状態』の時のように心拍変動が上昇し、さらに、前頭前皮質が活性化され、自制心も向上します。
呼吸の速さは、1分間に4〜6回程度。
これを数分間やる事によって、気分が落ち着き、ストレス状態から抜け出すことができるようになります。
また、前頭前皮質は普段から瞑想する事によっても鍛えることができます。