
ダイエットするにしても、試験勉強するにしても、一時的に「やるぞー!!」と気合を入れたところで長続きはしませんよね。
じゃあどうすればいいかというと、習慣化してしまうのが最強というお話。
習慣化の威力
ピアーズ・スティール『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』によると、
習慣化した行動は継続しやすく、どんなに疲れていても実行できるという利点がある。つまり、意図的に行動を習慣化すれば、意志の力が弱まっていたり、誘惑に囲まれていたりするときでも、長期ゴールに向けて歩み続けられる。
とあります。
つまり、毎日機械的にこなしている歯磨きのように習慣化する事で、いろいろなことが自動運転できちゃうということ。
泥酔した人がいつのまにか自宅に帰れちゃうのも習慣化のおかげ。
とにかく習慣化には、とんでもない威力があります。
どう習慣化するか?
人間の脳は変化を恐れるようにできているので、「やるぞー!!」っと気合いだけでやろうとしても、脳が本能的に拒否してしまいます。
ここで大事なのは、最初の1歩はものすごく小さく始めるということ。筋トレしたいなら、腕立て1回とか、腹筋1回からとか。
また、時間と場所を一定にするのもいいと言われています。
if-thenプランニング
場所と時間を一定にするのに効果があるのが、if-thenプランニング。
簡単に言うと、
「◯◯が起きたら△△をする。」
これを元に予定を立てるだけ。
例えば、「歯を磨いたら腕立てする」「毎週水曜日になったらジムへ行く」「19時になったら勉強する」とか。
最小の1歩 × if-thenプランニングで習慣化して、脳が拒否しない程度に徐々に増やしていくのがいいでしょう。