「パブロフの犬」で有名なパブロフの師匠的存在、ロシアの生理学者セーチェノフ(1829〜1905)が唱えた理論で、セーチェノフ現象というものがあります。
セーチェノフ現象
これは、体のどこかが疲れたら、体の別の場所を使うと疲労回復が早まるというもの。(積極的休息)
例えば、右手を使っていて疲れたら、ただ右手を休ませるのではなく(消極的休息)、左手を使うと右手の疲労回復が早まるといった話(積極的休息)。
生産性70%アップ
別の例として、デスクワークなどの頭を使う仕事の休憩時間に軽い運動を取り入れると、生産性が70%アップすることもわかっています。
それとは逆に、体を動かす作業の休憩には、頭を使うと疲労回復が早まりますので、積極的休息をどんどん取り入れていきましょう。