よく、頭を使う作業に赤は向かないという話を耳にしますが、実際のところ、どうなんでしょうか?
今日は、赤色の影響はどれぐらい出ているのか詳しく見ていきましょう。
テストの成績が落ちる
ロチェスター大学のアンドリュー・エリオット博士がおこなった実験で、IQテストの表紙の色を、白、緑、赤の3グループに分けたところ、赤のグループの成績が20%低かったそうです。
この実験以外にもいろいろな実験で、赤は成績を下げる色だと証明され、頭を使う作業の時にはとにかく視界に赤を入れない事が大切です。
テストの名前を記入する欄の枠の色を赤にするだけでも成績の低下。
ペンの色、ペンケースの色等でも同様の効果が現れますので、赤ペンではなく、集中力を上げる色だと言われている青ペンを使うのがオススメです。
その他の赤色の影響
イギリス、ダーラム大学のラッセル・ヒル、ロバート・バートンの研究で、赤のユニフォームを着た人たちの勝率が55%だという結果がでています。(Red is a recipe for sporting success)
仮に同じ実力だった場合、勝つ確率が高いということですね。
ちなみに、車のボディの色によるもらい事故の確率は、進出色である赤は事故率が低く、後退色である青のほうが事故率が高いそうです。
ですので、特にこだわりがなければ、赤い車に乗りましょう。